YUKO SYSTEMユーコシステム
リペア(縮毛矯正)認定店
横浜市瀬谷区三ツ境13-3
TEL 045−365−5753
シャンプーのファーストステップは、まず髪の毛を適温のお湯でよく濡らすこと。シャワーの下に頭を差し出して濡れるにまかせるのではなく、手を使って、髪の毛にお湯を含ませるような感じで濡らしてください。 一度頭皮に入ったお湯をためこんで軽くたたく、ためこんではたたく、という感じです。3分くらいかけて、ゆっくり、静かに濡らします。この段階で、髪の毛の表面についた汚れはかなり落ちます。
髪の1本1本はとても細いもの。そこに人肌より熱い湯を勢いよくかけると、キューティクルがはがれる原因になります。又、必要な脂分まで抜ける原因になります。
正しいシャンプーのポイントは「頭皮を洗う」こと。シャンプー剤は髪の毛ではなく頭皮につけます。シャンプー剤を襟足、耳まわり、額の生え際からつけて、徐々に頭皮全体にいきわたらせ、指先で泡だてながら地肌をマッサージします。頭皮は髪の毛が生まれる畑といってもいいほど大切な部分ですから、汚れを落とすのはもちろん、よくマッサージして、健康を保ちましょう。
こんなに泡をたてる必要はありません! シャンプー剤をたっぷり使い泡をいっぱいたてるのは、一見よく洗えているように思いますが、キューティクルにとっては大変。人肌のお湯でリラックスしているのに、モコモコの泡で痛めつけられて苦しい状態です。
最初に髪の毛を濡らすときと同じように、地肌に手を入れながら、マッサージするようにすすいでいきます。頭のてっぺんからシャワーでジャージャー流してはだめ。手を使って、お湯を含ませながら、やさしく洗い流していきます。
朝つけたムースやワックス、ジェルは一日たつと固まってしまいます。こういうときはシャンプー前のブラッシングは禁止。まず髪全体にお湯をかけ、地肌まで十分にお湯が届くように濡らします。シャンプーをつけて地肌をマッサージしながら洗います。泡で髪をもんでもいけません。ただし指先で地肌を洗い終えたら、泡だてた状態のままで1分間ほどおいておきます。そうすると髪の毛の中に詰まったスタイリング剤が浮き上がってきます。すすいだあとはリンスかトリートメントをつけましょう。
髪の毛が傷んでいる人は、十分に髪を濡らしたあと、シャンプー剤をつける前にトリートメントで保護をします。つけるのは髪の毛の先の方だけ。 背中の肩甲骨より下に伸びた髪にはトリートメント剤をつけて、軽くもみ込むようにして栄養分を染み込ませます。あくまでも軽く、やさしく。トリートメント剤の量はロングヘアで5cc程度、小さじ1杯くらいです。
傷んだ髪に栄養分を補給するのがトリートメント。キューティクルを通過して髪の毛の中まで入り、失われたタンパク質を補います。以前は、シャンプーのたびにトリートメントするのではなく、3回に1度、5回に1度という使われ方をしていましたが、ダメージヘアが増えている昨今、セミロング以上の人は毎日使ってもいいと思います。 トリートメント剤の量は髪の毛の量にもよりますが、セミロングで3cc、ロングで5ccくらい。耳から下の部分の髪の毛に、原液のままつけます。
シャンプーの後につけたトリートメント剤は洗い流すとき、流しすぎないことが重要。ちょっとヌメリ感が残る感じに洗い流します。また、ブリーチ、ヘアダイをしている人は、シャンプーのたびにトリートメント剤をつけることを、おすすめします。
リンス剤の役目を正しく知っている人は案外少ないのではありませんか。リンス剤は髪の毛の化粧水のようなもの。顔を洗ったあと化粧水をつけて肌を引き締めるのと同じで、リンス剤は開いたキューティクルを引き締め、髪のペーハーを弱酸性に整えます。リンス剤をたっぷりつけた方が髪の毛がつややかになると誤解している人が多いようですが、髪の毛の表面をにつけばいいのです。
シャンプーを終えたあとの濡れた髪には「ふく」というより、「水気をとる」くらいの気持ちで接してください。バスタオルで頭をぐるぐる巻きにしてゴシゴシふくのは、絶対にやめてくださいね。髪の毛についた水分は少し時間がたてば自然と下に下がってきますから、タオルではさむだけで水分はかなりとれます。もんだりこすったりはしないこと。これはシャンプーのどの場面にも当てはまる鉄則です。
シャンプーのあと濡れたままの髪をそのまま放っておいて、自然乾燥させる人がいますが、これは髪にいいようで逆効果。まず髪の毛は乾いたタオルで十分水分をとったあと、ブローローションを髪の毛全体につけます。襟足の方から乾かしていき、額から上は後回し。下の方を先に乾かしておけば、上の方の髪の毛を乾かしたときに下から湿気を吸い取らないので、フワッと仕上がります。いくらドライヤーを使ってもペチャンコになるというのは、下の方の髪が濡れたままになっていて、上の髪が湿気を吸い取ってしまうからです。全体の水分がなくなり頭皮が乾いて、髪の毛が80%くらい乾いたらデザインを整えて、スタイリングします。
ロングヘアはダメージヘアになりがちです。あなたの髪が背中の肩甲骨の下まで伸びていれば、必ず傷んでいると考えてもいいくらい。根元から10センチくらいまでの部分は、社会に出てから日が浅い若い髪の毛ですが、ロングヘアは生まれてこのかた何年も風にさらされ、シャンプー剤で洗われ、タオルでこすられているのですから、すり減っているのが当たり前です。それに、頭皮から分泌される皮脂もまわってきませんから、放っておくとだんだん脂分がなくなってきます。 10センチくらいまでのショートヘアなら皮脂も十分にいきわたるし、少々乱暴に扱っても髪の毛が若くて元気な分、ダメージも少なくてすむでしょう。でも、10センチ以上のロングヘアはそういうわけにはいきません。ですから、ロングヘアをシャンプーするとき、10センチから先の部分はできれば別物として手をつけないでおきたいくらいなのです。 以上のことに気をつけていただけたら、きっと髪の毛が変わってきます、今日からさっそく試してください。
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